Pythonで機械学習 簡単なスクリプトの実行 Part(1)

Python

はじめに

こんにちは、swim-loverです。 Pythonで機械学習の一つである手書き数字認識を実装しています。今回、Pythonについて書き始めてみようと思います。

高級インタプリター型言語Python

組み込み機器にLinux(古くはMontavista Linux)が導入されてから、今日では、ラズベリーパイでRasbianが動作し、Python等の言語環境があらかじめセットアップされているため、やりたいことがすぐにできる環境が整っています。今回、OpenCVの勉強も兼ねていいます。OpenCVは、C++のAPIも用意していますが、簡単にプログラムが出来て、動かして試せるPythonでOpenCVを使ってみることにしました。

Python2.7かPython3のどちらを使うか?

We are volunteers who make and take care of the Python programming language. We have decided that January 1, 2020, was the day that we sunset Python 2. That means that we will not improve it anymore after that day, even if someone finds a security problem in it. You should upgrade to Python 3 as soon as you can.https://www.python.org/doc/sunset-python-2/

https://www.python.org/doc/sunset-python-2/

Pythonの公式サイトによると、2020年1月でPython2のサポートは終了しています。公式サイトの勧めにしたがい、Python3を使うことにしました。

Version確認

Pythonのバージョンを確認します。3.5.2がインストールされていました。

簡単なスクリプトを書く

“Hello World”表示のプログラムではあまりにつまらないので、簡単な計算と計算結果の表示をしてみます。以下のファイルを作成しました。(calc_print.pyというファイル名で保存しました。)

C言語のように各行末にセミコロン(;)は不要のようです。

  1 #! /usr/bin/python3
  2 # -*- coding: utf-8 -*-
  3
  4 ans= 4*3
  5 print('ans='+ str(ans))
  6
  7 ans= 4*3+0.5
  8 print('ans='+ str(ans))
  9
  • 1行目 python3 プログラムへのパスを記述しました。この記述によって、スクリプトの実行が、スクリプト名のみ($./calc_print.py のように)で実行できます。もし記述が無いな場合は、python3 calc_print.py のようにプログラム名 プクリプトファイル名をタイプする必要があります。 
  • 2行目 文字コードとして’utf-8’を指定しています。1,2行目は定型としてつねに書いておくと良さそうです。
  • 4行目 四則演算をしていますが、C言語のように変数宣言(この場合は、int ans;ans = 4*3;)をしなくても良いことはプログラムの負担が軽減されます。
  • 5行目 結果表示です。計算結果ansをstr(ans)によって、文字列に変換し、’ans=’という文字と連結しています。C言語で同じことをする場合は、printf(“ans=%d\n’,ans);となります。
  • 7行目 4行目と同じく、四則演算ですが、C言語では、float ans;ans = 4*3+0.5;とする必要があるでしょう。

スクリプトの実行結果

スクリプトを実行しました。

まとめ

初回は、Pythonで簡単な四則演算のスクリプトを書いてみました。C言語で書くとどうなるか?といった箇所も記載してみましたがいかがでしたでしょうか?次回は、数値計算ライブラリーを使ってみたいと思います。

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