2023年上期電気工事士2種資格に挑戦しました

資格試験

はじめに

ひさしぶりのBlog更新です。というのも、電気工事士2種の資格試験の勉強を2月くらいから初めた為、Blog更新の時間がとれませんでした。私は50代前半なのですが、そろそろ定年後を見据えて何か対策をしておこうというのがきっかけです。

実技試験2023年7月22日、合否発表2023年8月17日。無事合格しました。

以下のリンクによると学科試験の合格率は、59.9% 実技試験の合格率は、73.2%です。ふるい落とす試験ではなく、基準さえ満たせば、確実に合格できる試験です。

ただし、実技試験は、欠陥がひとつでもあると不合格になるので、欠陥を出さないように練習する必要があると思います。

第二種電気工事士 合格発表!受験者数・合格率は?|令和5年度(2023年度)|資格の学校TAC[タック]
令和5年度第二種電気工事士合格発表について、受験者数・合格率情報のほか、第一種へのステップアップや技能試験の重要ポイントなどのお役立ち情報も満載です。

使用したテキストや、勉強のスケジュール、つまずきポイントをまとめておくことにしました。

使用したテキスト

学科試験テキスト、技能試験テキスト、どちらも、”すぃーっと合格”シリーズを使いました。

いろいろ調べたて決めたというよりも、書店で最初に目についたものを選びました。

学科試験対策

テキストを読んで、その範囲の問題を解いていきました。すぃーっと合格シリーズは、1章から7章までの各セクションの学習範囲に、8章の過去問への”解いて覚える”のリンク(問題XXから問題XXまで)があるのがいいですね。主に通勤時間に学習しました。

しばらくして、試験申し込み要領を確認していたら、”学科試験免除”というのがあることがわかりました。

  • 免除項目1 令和4年度第二種電気工事士 下期筆記試験の合格者
  • 免除項目2 学校教育法による高等学校若しくは旧中等学校令による実業学校又はこれらと同等以上の学校において、電気工事士法で定める電気工学の課程を修めて卒業した方
  • 免除項目3 1)第一種、第二種又は第三種電気主任技術者免状の取得者、2)旧電気事業主任技術者資格検定規則による電気事業主任技術者の有資格者

免除事項4〜5は省略。

第3種電気主任技術者の資格を持っていたので、免除事項3に該当し、学科試験は、免除となりました。

20年以上前に取っていた資格で、まったく活用できていませんでしたが、初めて効力を発揮できました。

しかし、学科試験のテキストは8章まではやり終えました。学科試験の学習していくうちに、”理論”を除いて、電気主任技術者の試験では取り扱わない内容がほとんどでしたので、技能試験も考慮して、きりの良いところまでやることにしました。

技能試験対策

工具と練習用部材を買い揃えました。

特にこだわりはありませんでしたが、ホーザンは、技能試験対策の動画を公開しているのがいいですね。特に道具の使い方、ランプレセクラブルの動画は、活用させていただきました。

部材セットは、2回分や3回分のセットも販売していますが、間違いなく、1回分で十分でした。

技能試験は、13種の候補問題から、1つが出ますが、

  • 13種の問題には、共通部分が多く、1回分を通して練習すれば十分。
  • そもそも2回、3回を練習する時間を確保するのは難しい。

と感じました。

技能試験でポイントだと感じた点

  • パイロットランプ 同時点灯、常時点灯、異時点灯は間違いやすい。複線図をしっかりかけるようにしておく。
  • リングスリーブ(極小、小、中) 極小と小、小と中使うケースをしっかり覚えておき、複線図に書き込む。リングスリーブから出ている芯線のカットを忘れやすいので、一箇所を締めたら、カットする。(まとめて締めて、まとめてカットすると忘れやすかった)
  • ランプレセクラブル 輪作りについて、HOZANの動画のやり方よりも、すいーっと合格のやり方のほうが確実だと感じた。HOZANの動画のやり方は、輪と被覆の間の長さが長めになってしまうように感じた。
  • 作業の手順 器具の結線してから、ケーブルをカットするやり方にした。最初に必要なケーブルをすべてカットしてから器具へ結線するやり方もあるようだが、もし間違えたときに、ケーブル不足のおそれがあるので、採用しなかった。

技能試験の勉強スケジュール

毎週一回、半日を勉強時間に当てる。資格試験としては、余裕があると思う。

13課題の複線図を通勤中に練習しておき、自宅での作業は、手を動かす作業のみにする。

まったくの未経験の分野なので、まずは、すいーっと合格シリーズの4章 基本作業をを終える。覚えきれないところもあると思うが、あとの章で、繰り返すことになるので気にしない。余裕を持って、3週で終わらせる。

次に5章に着手する。ここで、1つの実技問題に取り組む。初めての作業なので時間がかかるが気にしない。4章の内容を読み返しながら作業する。半日を使って、一回で終わらせる。

次に6章に着手する。残りの課題は、12課題ある。休日の半日に2つの課題を確実に終わらせる。6週間かかる。(この作業が頑張りどころだが、なんども重複した作業があるので、飽きてくる。)

トータルで、10週間かかると見積もる。

ここまでを実技試験の2週間前に終わらせる。実技試験が7月22日(土)なので、7月9日(日)までに完了させておく。逆算すれば、5月初旬、GWあたりに実技対策を始める必要がある。(筆記試験を受ける場合は、筆記試験終了直後に着手する必要がありますね。)

残り二週分の半日は、13課題の中で、ポイントとなる部分の確認(テキストを見て、あぁここがポイントだなということを読み返す)、手を動かすのは、苦手な箇所、間違えた箇所のみの作業を行う。

1つの課題をまるまる完成させる必要は決してない。私の場合は、パイロットランプの複線図、タイムスイッチの複線図、埋め込みコンセント(20A、250V接地極付き)、ネジなし電線管取り付け、PF管取り付け、自動点灯器の複線図あたりでした。

試験会場での注意点

東京の試験会場は、流通センターでした。交通手段が東京モノレールですから、当日は通常ではありえない人数が、乗車していました。

男女比は、9:1程度でした。もっと女性は少ないです。当然ながら、男性トイレが長蛇の列となりました。なるべく浜松町駅でトイレを済ませておくと安心です。

まとめ

今回、電気工事士2種の試験勉強についてまとめてみました。今後は取得した資格を活かせるようにしたいと考えています。また第二種電気主任技術者の勉強も初めてみようとおもいます。

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